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恋こころ
第1章 お家へ帰ろう
切っ掛けは何だったのか、もう時間も大分遅いのにソファーへ場所を移動し洋画を観る事になった。
酔いの回った真純が俺の左腕を抱えるようにして擦り寄って来る。丸く柔らかな温もりと甘い香り。クラクラする。
……なるべくなら真純の望みを尊重したい。
不埒な欲を飛ばすのに飲むピッチを上げ、意識して映画に気持ちを集中させる。結果残りの殆どを俺が飲む事になってしまったが。
そんな努力の甲斐があったのか、フルボトル空けた頃には既に真純は寝息を立てていて……
安心し切った寝顔にふっと笑いが漏れた。
栗色の柔らかな髪をすくようにして頭を撫でると、真純が顎を反らせ更に凭れ掛かってくる。その仕草を可愛いく思う。
前髪をそっとかき上げ額に口付けた。
引っ越しで疲れているだろうに俺の帰りを待ってくれていた真純。
このまま寝かせるか……
名残惜しみつつゆっくり腕を解かせ、真純の身体を横向きに抱え上げた。そのまま寝室へ運んでベッドへ下ろす。
俺が下ろした姿のままクタリと横たわる華奢な身体。はだけた部屋着の裾から白い腿が覗く。
そこに視線が行くのも、触れたくなるのも仕方ない。
より柔らかな内側を指先でそっとなぞった。
酔いの回った真純が俺の左腕を抱えるようにして擦り寄って来る。丸く柔らかな温もりと甘い香り。クラクラする。
……なるべくなら真純の望みを尊重したい。
不埒な欲を飛ばすのに飲むピッチを上げ、意識して映画に気持ちを集中させる。結果残りの殆どを俺が飲む事になってしまったが。
そんな努力の甲斐があったのか、フルボトル空けた頃には既に真純は寝息を立てていて……
安心し切った寝顔にふっと笑いが漏れた。
栗色の柔らかな髪をすくようにして頭を撫でると、真純が顎を反らせ更に凭れ掛かってくる。その仕草を可愛いく思う。
前髪をそっとかき上げ額に口付けた。
引っ越しで疲れているだろうに俺の帰りを待ってくれていた真純。
このまま寝かせるか……
名残惜しみつつゆっくり腕を解かせ、真純の身体を横向きに抱え上げた。そのまま寝室へ運んでベッドへ下ろす。
俺が下ろした姿のままクタリと横たわる華奢な身体。はだけた部屋着の裾から白い腿が覗く。
そこに視線が行くのも、触れたくなるのも仕方ない。
より柔らかな内側を指先でそっとなぞった。