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恋こころ
第1章 お家へ帰ろう
上気して淡く染まる白い肌。ゆっくりと上下するまろやかな双丘。その頂きは先を期待するかのように熟れてツンと上を向いている。
「綺麗だよ、真純」
もう一度耳元に口を寄せて囁き掛ける。真純がはだけた肩を竦ませ、小さく身体を震わせた。

甘い、香りがする……
俺を誘う、真純の香り。
自覚はないくせに、俺を捉えて離さない。
触れる度に強くなって、俺を狂わせる。
もうそれは、俺にとって麻薬も同然。

甘美な誘いを胸の奥深くまで吸い込んで、首筋を伝って鎖骨へと啄むように口づけを落としていく。
「んっ……ふっ、ぅん……」
すぐに感じて震えるくせに、声を抑えようとする真純。
毎回それで無理やり啼かされてるのに、今日もまた……

ね、そろそろ気づきなよ
真純のその声に、俺は余計に煽られるんだって
もっと啼かせて、喘がせて
真純から欲しいと言わざるを得なくなるまで
溶かして、焦らして、堕としてやりたくなるんだよ

真純が俺しか感じられなくなるまで

だから、さ
俺に壊される前に、諦めて啼いてくれ
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