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第1章 お家へ帰ろう

「やっ」
「うん、止める？」
そんな気はさらさらないくせに
「んんっ」
「じゃあ、抜く？」
グリグリと押すだけで真純の腰が何度も跳ねる。
「こんなに気持ちよさそうなのに、止めちゃうの？」
「んっ、あぁん、やっ、だ！」
「分かった。止める」
指を引き抜き、その反動で小刻みに震える真純の目の前で、妖しく光るそれを口に含んで見せた。
「……っ！」
真っ赤に染まる真純の頬。甘い香りが強くなる。
「こんなに濡れてるのに……ねぇ、良いの？」
「……」
涙目で俺を見上げてくる。

可愛過ぎだろ

額を重ねて鼻を擦り付け、気紛れに唇を啄む。
「どうしようか？」
質問しておきながら膝を割らせ、足を大きく開かせた。
「やっ」
身を捩らせて逃れようとするけれど、当然そんなことは赦さない。腰をつかんで蜜で溢れる熟れた入り口にフルに勃ち上がったオレを押し当てた。
「ひっ、あっ！」
引かれそうになった腰を押さえ付け、圧をかけながら擦り付ける。それがまた、気持ち良い。
「ね、ますみ？」
「ひぁんっ、あぁっ、や、あっ」
艶を増す真純の声。
華奢な腕が首に回されて。
「たったくま、さぁん」
甘えて俺にすがり付いて来る。