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恋こころ
第1章 お家へ帰ろう
俺の言葉に真純の表情が引き締まった。
「俺と真純はさ、生活のリズムが違うよね?」
「……はい」
「真純は朝から夕方まで働いてて、俺は昼から夜中まで。休日も仕事。店が休みの月曜以外は真純が帰ってきても一緒に過ごせない。忙しいと帰りが日付を越える事も少なくない。でも、起きてなくて良いから。真純は先に休んでベッドの中で俺を待ってて?」
黙って聞いていた真純の眉が下がる。
「え……」
「うん、昨日みたいに待っててくれるのは嬉しいよ。でも、真純は朝から仕事でしょ?真純も忙しいみたいだし、一緒にいることで無理をして身体を壊して欲しくない」
「……はい」
頷きはしたけれど、何か言いたそうに真純の眉は下がったまま。
「一人で過ごす時間ばかりが多くてごめん。でもその分朝は一緒に過ごそう。一緒に起きて、一緒にご飯を食べる。それでも真純が足りなかったら、会社まで送らせて?」
俺を写す真純の瞳がじわりと潤んだ。
「でも」
「真純がいない日は今も七時には起きてるし、もともと短時間睡眠だから俺の睡眠時間は心配しなくて大丈夫」
言葉を遮って笑い掛けると真純に浮かんだ泣き笑い。
「真純と朝一緒に過ごせた日は一日調子良いんだ。俺のモチベーション維持の為に断るのなし。ね?」
「拓真さん……」
「俺と真純はさ、生活のリズムが違うよね?」
「……はい」
「真純は朝から夕方まで働いてて、俺は昼から夜中まで。休日も仕事。店が休みの月曜以外は真純が帰ってきても一緒に過ごせない。忙しいと帰りが日付を越える事も少なくない。でも、起きてなくて良いから。真純は先に休んでベッドの中で俺を待ってて?」
黙って聞いていた真純の眉が下がる。
「え……」
「うん、昨日みたいに待っててくれるのは嬉しいよ。でも、真純は朝から仕事でしょ?真純も忙しいみたいだし、一緒にいることで無理をして身体を壊して欲しくない」
「……はい」
頷きはしたけれど、何か言いたそうに真純の眉は下がったまま。
「一人で過ごす時間ばかりが多くてごめん。でもその分朝は一緒に過ごそう。一緒に起きて、一緒にご飯を食べる。それでも真純が足りなかったら、会社まで送らせて?」
俺を写す真純の瞳がじわりと潤んだ。
「でも」
「真純がいない日は今も七時には起きてるし、もともと短時間睡眠だから俺の睡眠時間は心配しなくて大丈夫」
言葉を遮って笑い掛けると真純に浮かんだ泣き笑い。
「真純と朝一緒に過ごせた日は一日調子良いんだ。俺のモチベーション維持の為に断るのなし。ね?」
「拓真さん……」