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恋こころ
第3章 幸せな誓いを
何も特別な事は言ってない。型に則った誓いの言葉。でも、それがすごく胸に響く。
察しの良い拓真さんがそっと身体を寄せてくれて。最後に述べる名前が震えてしまった。
その涙も玉串拝礼に緊張して、何とか収まったけど……

玉串拝礼は榊(さかき)の枝に木綿(ゆう)や紙垂(しせ)を付けた『玉串』を二人並んで感謝を込めて捧げる儀式。作法は式の前に巫女さんが教えてくれる。何回か練習もさせてもらえたけど、あまり自信がなくて。作法を間違えないかドキドキした。
拓真さんが私に合わせて然り気無くリードしてくれたから、落ち着いて最後の一礼まで行う事が出来たんだと思う。

その後は巫女舞の奉納と親族盃の義(両家の親族一同で盃のお神酒を頂き親族固めの盃とする)、撤饌(てっせん:神様に捧げた御饌をお下げする)があって、斎主一拝(一同立って神様に一回拝礼する)で終わり。
長い様で、あっという間だった……

式の後、みんなで記念撮影をして、場所を変えてホテルでお食事会。流石に白無垢のままは無理だから着替えさせてもらったのだけど……
拓真さんが白いドレスを用意してくれてたの。
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