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恋こころ
第3章 幸せな誓いを
着替えるために入ったホテルで、着替えるのを待たされてる私。
ここは前に年末に克己さんが来た時にお泊まりをしたホテル。手配してくれたのはもちろん拓真さん。空港近くのホテルを頼んだつもりだったから、びっくりした。
お部屋に入ってその広さとテーブルに結婚を祝うメッセージと共に用意されていたフルーツや焼き菓子にまたびっくりさせられて。拓真さんも驚いて、案内してくれたホテルマンに確認してた。にこやかなホテルマンの言うには、ホテル側からの計らいらしく。拓真さんに副支配人がお友達なんだと教えてもらったんだけど……
拓真さんは私に着替えないように言い置いて、ホテルマンと一緒に行ってしまった。
二人が出て行ってもう十五分位経つ。
着替えられない私はすることがない。広すぎる部屋は落ち着かなくて。こっそりあちこち覗いてはみたけれど、結局一番部屋のドアに近い部屋のテーブルセットの椅子に腰掛けて拓真さんを待っている。
友達にお礼を言いに行ったのだとしたら、私も一緒にお礼を言いたかったなぁ……
そんな事を思っていたら、カシャンと聞こえた鍵の開く音。
ホッとして椅子から立ち上がり、拓真さんを迎えに行った。
ここは前に年末に克己さんが来た時にお泊まりをしたホテル。手配してくれたのはもちろん拓真さん。空港近くのホテルを頼んだつもりだったから、びっくりした。
お部屋に入ってその広さとテーブルに結婚を祝うメッセージと共に用意されていたフルーツや焼き菓子にまたびっくりさせられて。拓真さんも驚いて、案内してくれたホテルマンに確認してた。にこやかなホテルマンの言うには、ホテル側からの計らいらしく。拓真さんに副支配人がお友達なんだと教えてもらったんだけど……
拓真さんは私に着替えないように言い置いて、ホテルマンと一緒に行ってしまった。
二人が出て行ってもう十五分位経つ。
着替えられない私はすることがない。広すぎる部屋は落ち着かなくて。こっそりあちこち覗いてはみたけれど、結局一番部屋のドアに近い部屋のテーブルセットの椅子に腰掛けて拓真さんを待っている。
友達にお礼を言いに行ったのだとしたら、私も一緒にお礼を言いたかったなぁ……
そんな事を思っていたら、カシャンと聞こえた鍵の開く音。
ホッとして椅子から立ち上がり、拓真さんを迎えに行った。