この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋こころ
第3章 幸せな誓いを
チュッと頭にキスが降ってくる。
「飛行機、遅らせても良かったのに」
「ダメです」
ワンピースの裾を手繰り上げようとする手の動きを制し、拓真さんを睨んでみたけれど。
「残念」
クスリと笑われてそのまま唇が重なった。下唇を柔く吸い上げられてゾクゾクする。
「ん……」
拓真さんの腕を掴む手に力が入ったけど、それ以上キスが深くなる事はなくて。下唇を甘く噛んで拓真さんが頭を起こした。
「……っ」
ゆっくり目を開けば至近距離に右だけ口角の上がった拓真さんの笑顔。
物足りなく感じた事を見透かされたようで。気恥ずかしさを誤魔化すために、伸び上がってその唇に触れるだけのキスをした。
「っすみ」
離れようとした私を抱き締め、追い掛けるように重なった唇。
チュッチュッと啄まれ、今度は角度を変えて深くなる。
「んっ、ふ……ぁ」
滑り込んで来た舌に歯列の裏をなぞられて身体が震えた。擽られる舌先。混じる唾液。
あ、だめ……
蕩けそうな身体に慌てて身を捩り、拓真さんの腕を叩いた。
構う事なく絡め取られて
「っふ、ぅう、ん」
甘えた声が漏れてしまう。
だめ、だから……
「飛行機、遅らせても良かったのに」
「ダメです」
ワンピースの裾を手繰り上げようとする手の動きを制し、拓真さんを睨んでみたけれど。
「残念」
クスリと笑われてそのまま唇が重なった。下唇を柔く吸い上げられてゾクゾクする。
「ん……」
拓真さんの腕を掴む手に力が入ったけど、それ以上キスが深くなる事はなくて。下唇を甘く噛んで拓真さんが頭を起こした。
「……っ」
ゆっくり目を開けば至近距離に右だけ口角の上がった拓真さんの笑顔。
物足りなく感じた事を見透かされたようで。気恥ずかしさを誤魔化すために、伸び上がってその唇に触れるだけのキスをした。
「っすみ」
離れようとした私を抱き締め、追い掛けるように重なった唇。
チュッチュッと啄まれ、今度は角度を変えて深くなる。
「んっ、ふ……ぁ」
滑り込んで来た舌に歯列の裏をなぞられて身体が震えた。擽られる舌先。混じる唾液。
あ、だめ……
蕩けそうな身体に慌てて身を捩り、拓真さんの腕を叩いた。
構う事なく絡め取られて
「っふ、ぅう、ん」
甘えた声が漏れてしまう。
だめ、だから……