この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋こころ
第1章 お家へ帰ろう
喉が鳴る。
実に分かりやすく反応する俺の身体。腹の底が、熱い。

せっかく真純に強請られたんだし?
当然、美味しく頂くでしょ

「寝室、行く?」
「……寝室?」
蕩けた瞳。壁に押し付け拘束していた手を俺の首に絡ませ、抱き寄せた。
「そ。ベッドでしよ?」
「……ベッド?」
ゆったりとした会話がまだるっこしい。

早く、行こうよ

「ダメ」

はっ?

急に素に戻った真純。あっさり腕を解いてすり抜けた。
「一緒に住めるお祝い、したいです」
頬を赤く染めながら、上目遣いで見上げてくる。そのはにかんだ笑みにヤラれる。
「分かった。先座ってて?」
それならそれで渡したい物がある。
「はい」
嬉しそうに顔を綻ばせた真純。可愛くて、愛しくて。
開けられた距離を一息に詰めた。驚いて見開かれた瞳を見詰めながら抱き寄せる。瞬きを繰り返し
「えっ、あっ……さいとっ」
焦る真純の口を塞いだ。
「んっ……ふぁ」
軽く啄むに止めて解放する。
「手、洗ってくる」
前髪を掬って額にもう一つ口付けた。肩を竦めた真純が見上げてくる。その前髪をくしゃりと乱し、視線を遮って身体を離した。
/137ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ