この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋こころ
第5章 コスチューム プレイ ?
思わず聞き返した私に拓真さんの笑みが深まった。
「着替えずに待ってて?」
じっと見詰めてくる瞳に有無を言わせてもらえない。
「は、はい」
押されるままに頷いて。
「ん、約束ね」
「はい」
約束までさせられてしまった。
「じゃあ、また後で」
右だけ上がった口角に何となく嫌な予感。目を離せずにいたら、拓真さんが少し首を傾げた。

……な、に?

思わず身構えたところに、スイッと顔が近付いて。
「っ!」
柔かな唇が重なった。千佳ちゃんの腕にグッと力が入る。
顔から火が出そう。すぐに離れた拓真さんから逃げるように俯いた。

うっ……

嬉しさよりも恥ずかしさが上回る。
「案内よろしくお願いします」
拓真さんは上機嫌にそう言って踵を返した。
私の頭の中は軽くパニック状態。
千佳ちゃんが大きく息を吐いて腕を緩める。
「っとに……」
呆れた様な呟きにますます恥ずかしくなって、顔を上げられない。
桐生さんはクスクス笑ってる。
「タクのあれはもう変わらないでしょうね」
「前からですか?」
「……そう、ですね」
千佳ちゃんに問われ、桐生さんは少し考える様に口を閉ざした。
/137ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ