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恋こころ
第5章 コスチューム プレイ ?
「プライベートは知りませんが、僕たちのいる所ではそういう雰囲気は作っても女性からの要求は上手く躱(かわ)してたように思います。あんな風にオープンにしたり、誇示する事で周りを牽制したりするのはすみちゃんにしか見た事ないですね」
始めから拓真さんに押されっぱなしの私には桐生さんの答えは予想外で。伺う様にソロリと見上げると、ニッコリ優しい笑顔を返された。
「タクにとって、すみちゃんはそれだけ特別なんだよ」
じわじわと頬の熱が増していく。思わず両手で頬を押さえていると千佳ちゃんが小さく息を吐いた。
「まぁ、そうでしょうね」



その言い方に何か引っ掛かる。

まぁって?
そうでしょうって?

……

千佳ちゃんは“斎藤たっくん”の事を知ってるの?
でも……だったら反対されそうな気がするんだけど……

「真純に対しては余裕なさそうですもんね」

私『に』対してはって?
……やっぱり、知ってる?

「頑張ってますけどね」

えっ?
頑張ってるの?
……拓真さん、が?

桐生さんの言葉に、また驚いた。
余裕がないのは私だけだと思ってた。
拓真さんも『頑張って』くれてたの?
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