この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋こころ
第5章 コスチューム プレイ ?
余裕があるから、からかわれるんだと思ってた……
大切にされてる実感に心が暖かくなる。
ほわほわと幸せに浸っていたら、ギュッと千佳ちゃんに抱き締められた。
「尻尾、良いの?」
すぐそばで聞こえる耳障りの良いアルト。トクンと心臓が跳ねる。
千佳ちゃんの腕に手を掛け、キュッと掴んでしまった。
「う、ううん。触りたいよ?」
「……ん」
頷いた千佳ちゃんがまたギューッって……
「千佳ちゃん?」
不思議に思って頭だけ振り向いたら、チュッと頬にキスされてしまった。元々千佳ちゃんはスキンシップが多いけど、最近は特に増えてる気がする。
拓真さんと付き合うようになってから?
でもそうなってからの方が千佳ちゃんとよく会ってる。テレビにも出始めて、前より忙しいはずなのに……
あ……
気に掛けて、くれてるんだ
気付いて胸の奥がキューッとなった。
あの事件以降、何も言わないけど千佳ちゃんが色々気にしてくれているのは感じていた。千佳ちゃんは何も悪くないのに……
鼻の奥がツンとして、目頭が熱くなってきた。
拓真さんも千佳ちゃんも私を大切にしてくれる。それはきっと壮ちゃんやはるちゃん、桐生さんも……
大切にされてる実感に心が暖かくなる。
ほわほわと幸せに浸っていたら、ギュッと千佳ちゃんに抱き締められた。
「尻尾、良いの?」
すぐそばで聞こえる耳障りの良いアルト。トクンと心臓が跳ねる。
千佳ちゃんの腕に手を掛け、キュッと掴んでしまった。
「う、ううん。触りたいよ?」
「……ん」
頷いた千佳ちゃんがまたギューッって……
「千佳ちゃん?」
不思議に思って頭だけ振り向いたら、チュッと頬にキスされてしまった。元々千佳ちゃんはスキンシップが多いけど、最近は特に増えてる気がする。
拓真さんと付き合うようになってから?
でもそうなってからの方が千佳ちゃんとよく会ってる。テレビにも出始めて、前より忙しいはずなのに……
あ……
気に掛けて、くれてるんだ
気付いて胸の奥がキューッとなった。
あの事件以降、何も言わないけど千佳ちゃんが色々気にしてくれているのは感じていた。千佳ちゃんは何も悪くないのに……
鼻の奥がツンとして、目頭が熱くなってきた。
拓真さんも千佳ちゃんも私を大切にしてくれる。それはきっと壮ちゃんやはるちゃん、桐生さんも……