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恋こころ
第5章 コスチューム プレイ ?
最後は千佳ちゃんも一緒にふかふかを楽しんで、その後店内へ案内してもらった。
小さいジャックオーランタンがテーブルを照らし、お店のなかはハロウィン一色。お客さんもペイントしてたり仮装してて、いつもより賑やかに感じる。
入った瞬間、何人かにこちらを向かれたけど、幸い千佳ちゃんだとは気付かれなかったみたい。何たってアイスブルーの瞳だものね。
カウンター席に並んで座って。
「いらっしゃい」
頭に大きなボルトの刺さった佐伯さんににっこり笑い掛けられた。額に走る傷跡に、誰の仮装かは一目瞭然。
「佐伯さん、フランケンですか?」
千佳ちゃんの問いにあははと笑う。
「そんなに分かりやすいか?」
「まんまじゃないですか!」
佐伯さんは背が高くてガッシリしてるから、全然違和感がない。
「ぴったりです」
千佳ちゃんのツッコミに声を揃えると、楽しそうに目を誉めてて笑ってくれた。
「姫ちゃんたちはアリスと……帽子屋か?」
「あ、はい」
分かってもらえるとやっぱり嬉しい。
「目の色はカラコンか?随分本格的だな」
「えぇ、仕事繋がりの友人に手伝ってもらったんです」
千佳ちゃんの説明に佐伯さんは納得したように頷いた。
小さいジャックオーランタンがテーブルを照らし、お店のなかはハロウィン一色。お客さんもペイントしてたり仮装してて、いつもより賑やかに感じる。
入った瞬間、何人かにこちらを向かれたけど、幸い千佳ちゃんだとは気付かれなかったみたい。何たってアイスブルーの瞳だものね。
カウンター席に並んで座って。
「いらっしゃい」
頭に大きなボルトの刺さった佐伯さんににっこり笑い掛けられた。額に走る傷跡に、誰の仮装かは一目瞭然。
「佐伯さん、フランケンですか?」
千佳ちゃんの問いにあははと笑う。
「そんなに分かりやすいか?」
「まんまじゃないですか!」
佐伯さんは背が高くてガッシリしてるから、全然違和感がない。
「ぴったりです」
千佳ちゃんのツッコミに声を揃えると、楽しそうに目を誉めてて笑ってくれた。
「姫ちゃんたちはアリスと……帽子屋か?」
「あ、はい」
分かってもらえるとやっぱり嬉しい。
「目の色はカラコンか?随分本格的だな」
「えぇ、仕事繋がりの友人に手伝ってもらったんです」
千佳ちゃんの説明に佐伯さんは納得したように頷いた。