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恋こころ
第5章 コスチューム プレイ ?
きめの細かい白い肌。
千佳ちゃん、首綺麗……
「……なに?」
千佳ちゃんに首を傾げられ、無意識に伸ばしていた事に気が付いた。止める間もなく指先が千佳ちゃんの首に触れる。温かくて、滑らかで……
「千佳ちゃん、首綺麗ね。すべすべ」
千佳ちゃんが目を細めてふふっと笑った。
「真純の肌も綺麗だよ」
グラスを置いた手が伸びて来て、私の頬を包む。冷たい指先にピクンと肩が上がった。でもそれは嫌じゃなくて、アルコールで火照った肌には寧ろ気持ちが良い。
親指が頬をスイッと撫でる。その心地良さに思わず目を閉じた。
「……すみ」
少し掠れた千佳ちゃんの柔らかなアルト。
気持ち、良いな……
うっとりしていたら突然肩を後ろに引かれ、千佳ちゃんから離された。驚いて目を開けて。絡んでくる長い腕。ふわりとキッチンの香りがして背中がトンと固く温かいものに触れた。
「お待たせ。真純」
耳元から拓真さんの声が聞こえてドキッとした。
「んっ」
千佳ちゃんの方へ伸ばしていた手を引き寄せられ、包むように抱き締められる。
「それ飲み終わったら帰ろう」
密着した身体に響く甘い声。いつもより低めのテノールに身体が震えた。
千佳ちゃん、首綺麗……
「……なに?」
千佳ちゃんに首を傾げられ、無意識に伸ばしていた事に気が付いた。止める間もなく指先が千佳ちゃんの首に触れる。温かくて、滑らかで……
「千佳ちゃん、首綺麗ね。すべすべ」
千佳ちゃんが目を細めてふふっと笑った。
「真純の肌も綺麗だよ」
グラスを置いた手が伸びて来て、私の頬を包む。冷たい指先にピクンと肩が上がった。でもそれは嫌じゃなくて、アルコールで火照った肌には寧ろ気持ちが良い。
親指が頬をスイッと撫でる。その心地良さに思わず目を閉じた。
「……すみ」
少し掠れた千佳ちゃんの柔らかなアルト。
気持ち、良いな……
うっとりしていたら突然肩を後ろに引かれ、千佳ちゃんから離された。驚いて目を開けて。絡んでくる長い腕。ふわりとキッチンの香りがして背中がトンと固く温かいものに触れた。
「お待たせ。真純」
耳元から拓真さんの声が聞こえてドキッとした。
「んっ」
千佳ちゃんの方へ伸ばしていた手を引き寄せられ、包むように抱き締められる。
「それ飲み終わったら帰ろう」
密着した身体に響く甘い声。いつもより低めのテノールに身体が震えた。