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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第21章 彼の所有印。
『クククッ。
なに必死になって隠してんの?お前が寝てる間にじっくり観察したけど?』
「な‼︎⁉︎へ.変態‼︎‼︎」
私の顔を覗き込みながら、
湊は妖しく笑った。
私は熱を帯びていく顔をシーツで隠した。
『ククッ。だから今さら恥ずかしがるなっての。さっき俺の腕ん中で可愛いく鳴いてたのは誰だっけ?』
「やぁ⁉︎
何でそんなこと言うのよ‼︎⁉︎」
私が腕を振り上げると、
湊にガシっと手首を掴まれた。
『お。良い眺め。』
包まっていた掛け布団がズレ、露わになった肌…
「ギャああぁぁ⁉︎見るな‼︎変態‼︎」
『お前..彼氏に変態って言うか?』
湊の口から紡がれた
〝彼氏〟という言葉…
どこかくすぐったいような言葉に
私の鼓動はトクンと音を立てた。