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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第21章 彼の所有印。
「は.恥ずかしいって‼︎
そんなに見ないでよ‼︎」
私が湊の腕を振り解こうと暴れると、そのままグィっと抱き寄せられた。
直接触れ合う肌から、湊の熱が伝わってくる。
『こうすれば見えねぇだろ。』
見え無いけどさ…
確かに見え無いけど…
なんかそれは違う‼︎‼︎
バクバクと鳴り響く自分の鼓動が、湊に聞こえてしまいそうで余計に恥ずかしさが増していく。
『日和。』
耳元で名前を呼ばれ、
ゾクっと身体が震えてしまう。
湊は髪にキスを落とすと、
私の顔を見つめてきた。