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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第22章 温かい家庭。


マンションを出ると、
湊はバイクで家へ送ってくれた。


玄関先にバイクを止めると、私が家に入るのを制して湊はインターホンを押す。



(え?..何で?)



『こんばんは。湊です。
すみません遅くなりました。』


受話向こうで聞こえたのは兄貴の声。


『おぉ。来たか。入って来いよ。』


(ん‼︎⁉︎兄貴..⁉︎)


般若をイメージしていた私は、予想外の兄貴の声に拍子抜けしてしまった。



「どういうこと⁉︎」


湊もわけが分からないようで、首を傾げている。


とりあえず、私は湊を連れて玄関のドアを開けた。


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