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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第26章 脅された私は⁉︎


午後の授業に出ていた私は、昼休憩の湊との情事を思い出し火照る顔を隠すように机に突っ伏していた。


(まさか学校で..あんなこと..)


『..おい。佐々木〜。』


(学校でしちゃうなんて..‼︎恥ずかし..)


《バシッ‼︎》


鈍い音と同時に頭に走る痛みに顔を上げると、目の前には腕組みをして私を見下ろす教師がいた。


「痛ったあぁ‼︎」


『お前。俺の授業中に寝るとは
いい度胸してんな?』


私は頭をさすりながら突っ伏していた体を起こすと、教師は首を傾げて私の顔をマジマジと見てくる。


『佐々木。具合でも悪いのか?
顔が真っ赤だけど熱でもあるのか?』


(あぁ..多分..情事を思い出して..)


斜め前の席に座る愛菜も、心配そうな顔をして私を見ていた。


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