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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第26章 脅された私は⁉︎


(あはっ。屋上で寝るのも気持ちいいけど、やっぱベッドは最高だな〜。)


昼休憩のときの疲れもありうとうとしていると、仕切られているカーテンが開く音に意識を呼び戻された。


(静かにしてよ…)


それでも眠気に誘われるように、瞼を閉じると意識が遠のいて行く。


『あんたもサボりでしょ?』


すぐ側で声が聞こえ、ギシっとベッドが軋む音にパチっと目を開けると、私が横になっているベッドに座る男と目が合った。


(は?え⁉︎な.なにこの人⁉︎)


サラッとした黒髪に、きっちりと着た制服。

眼鏡の奥に見える切れ長の目。

いかにも優等生という様な男が座っている。


「え⁉︎あの..何か⁉︎」


動揺する私を見下ろしながら妖しく笑う男に、私は飛び起きると咄嗟に身構えた。


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