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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第6章 【★】欲望。
日和を抱きかかえると、
ソファの上に倒した。
『日和ちゃん。どうして欲しい?
ちゃんと言ってみろよ?』
「お願..やめ..て..」
俺は日和の耳元で囁いた。
『日和ちゃん?
コイツらにも抱かれてぇの?』
「ゃ...や..だ...」
当たり前だろ。
そもそもこんな奴らに、
触らせるつもりもねぇ。
『ククッ。じゃあ、どうして欲しいか..
自分の口で言えるだろ?』
日和は唇を噛み締め、
俺を睨んだ後、顔を背けて言った。
「好きにしろよ。」
どこまでも強情な女。
日和の顎を掴むと、背けた顔をグっと俺の方に向ける。
『言い方が違うだろ?
やっぱり回してやろうか?
それが嫌なら俺に懇願しろよ。
抱いて下さいって。』
「……抱い…て。」
日和が小さく呟いた言葉。
それでも鋭く睨む日和の強い瞳に
俺はゾクっと高揚していた。