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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第7章 何で…
さっきの店は雑居ビルの中だった。
店を飛び出すとき、あいつらが私を追いかけようとしているのが見えた。
私は必死に階段を駆け下りて唖然とした。
(どこだよここ⁉︎)
ネオンの光がギラギラと輝くビルが建ち並んでいて、スーツ姿のサラリーマンやドレスを着たお姉様たちが目に飛び込んできた。
道を歩くサラリーマンや酔っ払いのオヤジは私の姿を好奇の目で見てくる。
『いたいた〜!待てって!』
(げッ⁉︎)
私は捕まらないように、
人の間を縫うように走った。