この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
モテモテ男の裏の顔⁉︎
第8章 嘘でしょ⁉︎
「あ。てかさ…。」
『今度はなんだよ。』
「さっきからピヨピヨとかピーピーとかエサとか、ひよこ扱いしてた‼︎」
『ククッ。ぷははははは…‼︎
お前…それ今さらかよ?』
湊はお腹を抱えて笑いだした。
「笑うなっての‼︎‼︎」
湊はソファから立ち上がり、
私の前に立つとぽんっと頭を撫でた。
『少しは落ちついたみてぇだな。
風呂溜めるから、ゆっくり浸かってこい。』
「あ……。ありがと…。」
(何だ。優しいとこあるんだ。)
ん?お風呂…?
「ガラス張りじゃん‼︎」
『アホ。ほら。』
湊はボタンを操作すると、普通のガラスが磨りガラスに変わった。
お風呂が溜まるまでの間、愛菜に連絡を入れアリバイに協力して欲しいとお願いした。
明日は、ちょうど学校も休みだし愛菜の家に泊まっていることにした。
兄貴に…電話する勇気は無く…
一言だけメールを入れて置いて、電源を切った。