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モテモテ男の裏の顔⁉︎
第9章 彼なりの優しさ。
『着替えたか。』
「あ…うん。これって…?」
『あ〜。撮影で使った服。さすがに下着はねぇから水着しか無かったみたいだけど。』
(やっぱり下着の代わりだったんだ..)
『お前..細っせぇな。ちゃんと飯食ってんの?』
「え?食べてるけど…。」
『とりあえずこっち来てエサ食え。』
(だからエサって…)
湊は小さなダイニングテーブルへ行くと椅子に座り、私は湊の向かいの椅子に座った。
テーブルの上にはペットボトルやコンビニのお弁当などが置いてある。
「わざわざ買いに行ったの?」
『あ?先輩に頼んだら、知り合いが全部持って来た。』
「え…。何か申し訳無いです…」
『クッ。気にしねぇで食え。
俺も走って腹減ったわ。
あーそれから。これ飲めよ。』
湊に手渡されたのは錠剤だった。
私は首を傾げ湊を見る。
『アフターピル。』
「ぁ…。ありがと…。」
湊は私が政臣に抱かれたってこと
気付いてたんだ…