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退魔風紀 ヨミ ~恥獄の学園~
第4章 もう……耐えられない

(なんてこと……なんということを言いだすの……この淫魔は! 駄目よ、絶対……でも……ああ、でも!)
ヘレンの白い肌。量感たっぷりでありながら形の良い美巨乳。アッシュカラーのヘアの下に息づく柔らかそうな肉裂。その光景は正気のときに目にしたのと全く違って見えた。今やそれは臭い立つ牝の生々しい姿として詠の目に映っていた。目が吸いつけられたようにして離れない。
(あ……ああっ……私……欲情しているの? この娘に……女なのに……)
「ヘレン……」
詠はフラリと立ち上がった。ヘレンの目が大きく見開かれ、猿ぐつわの下で助けを求める叫びがひときわ大きくなる。
「大丈夫よ……私は大丈夫」
詠はうわ言のように呟きながら、ヘレンの猿ぐつわを外す。途端にヘレンの口から助けを求める悲鳴が上がる。
「イヤァ! 助け……助けて!」
「大丈夫……今……助けるから……」
詠がロープをほどくのをインキュバスは邪魔しようとはしない。腕組みしてニヤニヤと笑いを浮かべて見守るだけだ。
詠はヘレンを解放しながら、それがなんのためなのかわからなくなっていた。
(私は退魔風紀……一般生徒を魔から守る……退魔師)
手首を縛っていた縄が解けた。
「ヘレン……もう大丈夫!」
そのまま抱き留める。柔らかな体がドサリと詠に体重を預けてくる。
「も、もう……大丈夫だからあっ!」
そう言いながら、気づけば詠はヘレンの唇を奪っていた。
ヘレンの白い肌。量感たっぷりでありながら形の良い美巨乳。アッシュカラーのヘアの下に息づく柔らかそうな肉裂。その光景は正気のときに目にしたのと全く違って見えた。今やそれは臭い立つ牝の生々しい姿として詠の目に映っていた。目が吸いつけられたようにして離れない。
(あ……ああっ……私……欲情しているの? この娘に……女なのに……)
「ヘレン……」
詠はフラリと立ち上がった。ヘレンの目が大きく見開かれ、猿ぐつわの下で助けを求める叫びがひときわ大きくなる。
「大丈夫よ……私は大丈夫」
詠はうわ言のように呟きながら、ヘレンの猿ぐつわを外す。途端にヘレンの口から助けを求める悲鳴が上がる。
「イヤァ! 助け……助けて!」
「大丈夫……今……助けるから……」
詠がロープをほどくのをインキュバスは邪魔しようとはしない。腕組みしてニヤニヤと笑いを浮かべて見守るだけだ。
詠はヘレンを解放しながら、それがなんのためなのかわからなくなっていた。
(私は退魔風紀……一般生徒を魔から守る……退魔師)
手首を縛っていた縄が解けた。
「ヘレン……もう大丈夫!」
そのまま抱き留める。柔らかな体がドサリと詠に体重を預けてくる。
「も、もう……大丈夫だからあっ!」
そう言いながら、気づけば詠はヘレンの唇を奪っていた。

