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快楽の奴隷
第2章 ネットカフェでのオナニー
今の時刻は午後六時半。
定時で退社した彼女は、会社から離れた書店で待ちわびていた新作の官能小説を購入すると、すぐさま付近のネットカフェに入店していた。
購入したのはもちろん、彼女が高校時代からのファンである『幻野イルマ』の新刊だ。
前々から一度したいと願っていたネットカフェでのオナニーを遂に実現する日が来た。その『お供』は幻野イルマの官能小説と決めていた。
視力が悪い彼女は楕円形のレンズの眼鏡を掛け、薄明かりの中でその小説の文字を追う。
この作家の作品はエグいほど嗜虐的な描写があって、高校生の時に初めて読んだときは衝撃を受けた。思わず目を背けたくなるのに、何故かページを捲る手は止まらなかった。
何度も何度も読み返しては、文字を追いながら指を蠢かしもした。以来新刊が出る度に購入している。
『私もこんな風に乱暴な感じにえっちなことされたいっ』
クリトリスを弄る指先は既に粘質な濡れを帯びている。
時おりページを捲りながら、その指で根元から尖端を回すように撫でていた。
息は弾ませているが、もちろん声は殺していた。
ヒロインが上司に無理矢理抱かれ、嫌悪感を感じながらも達してしまうシーンで花純も軽く達してしまう。
『あっ……駄目……いくっ……』
はぁっと切な気に吐息を漏らし、太ももの付け根がふるふるっと細かく震える。
「んっ……」
定時で退社した彼女は、会社から離れた書店で待ちわびていた新作の官能小説を購入すると、すぐさま付近のネットカフェに入店していた。
購入したのはもちろん、彼女が高校時代からのファンである『幻野イルマ』の新刊だ。
前々から一度したいと願っていたネットカフェでのオナニーを遂に実現する日が来た。その『お供』は幻野イルマの官能小説と決めていた。
視力が悪い彼女は楕円形のレンズの眼鏡を掛け、薄明かりの中でその小説の文字を追う。
この作家の作品はエグいほど嗜虐的な描写があって、高校生の時に初めて読んだときは衝撃を受けた。思わず目を背けたくなるのに、何故かページを捲る手は止まらなかった。
何度も何度も読み返しては、文字を追いながら指を蠢かしもした。以来新刊が出る度に購入している。
『私もこんな風に乱暴な感じにえっちなことされたいっ』
クリトリスを弄る指先は既に粘質な濡れを帯びている。
時おりページを捲りながら、その指で根元から尖端を回すように撫でていた。
息は弾ませているが、もちろん声は殺していた。
ヒロインが上司に無理矢理抱かれ、嫌悪感を感じながらも達してしまうシーンで花純も軽く達してしまう。
『あっ……駄目……いくっ……』
はぁっと切な気に吐息を漏らし、太ももの付け根がふるふるっと細かく震える。
「んっ……」