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美しい狼
第6章 月夜の狼
「おぃ、鈍感女
何でお前が泣いてるんだよ…」
「これからは
独りで泣いてはダメです!!
眠れない夜は、私を起こせばいい
寂しくて不安な気持ちを押し殺さないで
夏目がずっと
要様が安心するまで
抱きしめていますから!!」
「………
今日のお前、優しくて怖ぇー……」
そう言って
要様は
私をぎゅっと抱きしめました
そして
ゆっくり身体を離したかと思うと
今にも泣きそうな瞳で
真っ直ぐ私を見つめてきました
月明かりに照らされ
それはそれは
美しく
切ない
視線を外すことさえ許されない
真摯な眼差しでした
「夏目…
お前は、俺だけのだ
どこにも行くなよ
さっき言ったこと
忘れるな」
グッと身体を引き寄せられ
唇が重なりました
人生で3度目のキス
優しく啄むように
何度も何度も角度を変えられ
キスの嵐が降ってきます
「…ンンッ////」
「要様ぁ……こういうキスもあるのですね…
夏目は、
要様の激しいキスしか知らないので
……何だか、不思議な気持ちです//」
「お前は、どっちのキスが好きなんだ?」
要様の両手が
私の頬を包み込みます
「わ私は…
どちらも好きです///
要様が与えて下さるのなら
どんなものだって好きなんです…//」
「素直なお前は可愛いな」
「ッ/////」
「そんなこと言われると
止まらなくなるだろ…」
今度は
熱っぽい視線に絡み取られ
激しく唇を奪われます
口の中に
要様の舌が入ってきて
私の中を
出たり入ったり犯します
舌先を刺激され
飲みきれない唾液が
顎を伝いはしたなく零れ
眩暈を起こしそうなほど
濃厚なキスが続きます
足がガクガク震え
キスの快感で
立っていられなくなる頃
やっと
要様が唇を解放して下さいました
二人の間には
銀色の糸が引き
月明かりによって
キラキラと
妖しく光っては途切れました
何でお前が泣いてるんだよ…」
「これからは
独りで泣いてはダメです!!
眠れない夜は、私を起こせばいい
寂しくて不安な気持ちを押し殺さないで
夏目がずっと
要様が安心するまで
抱きしめていますから!!」
「………
今日のお前、優しくて怖ぇー……」
そう言って
要様は
私をぎゅっと抱きしめました
そして
ゆっくり身体を離したかと思うと
今にも泣きそうな瞳で
真っ直ぐ私を見つめてきました
月明かりに照らされ
それはそれは
美しく
切ない
視線を外すことさえ許されない
真摯な眼差しでした
「夏目…
お前は、俺だけのだ
どこにも行くなよ
さっき言ったこと
忘れるな」
グッと身体を引き寄せられ
唇が重なりました
人生で3度目のキス
優しく啄むように
何度も何度も角度を変えられ
キスの嵐が降ってきます
「…ンンッ////」
「要様ぁ……こういうキスもあるのですね…
夏目は、
要様の激しいキスしか知らないので
……何だか、不思議な気持ちです//」
「お前は、どっちのキスが好きなんだ?」
要様の両手が
私の頬を包み込みます
「わ私は…
どちらも好きです///
要様が与えて下さるのなら
どんなものだって好きなんです…//」
「素直なお前は可愛いな」
「ッ/////」
「そんなこと言われると
止まらなくなるだろ…」
今度は
熱っぽい視線に絡み取られ
激しく唇を奪われます
口の中に
要様の舌が入ってきて
私の中を
出たり入ったり犯します
舌先を刺激され
飲みきれない唾液が
顎を伝いはしたなく零れ
眩暈を起こしそうなほど
濃厚なキスが続きます
足がガクガク震え
キスの快感で
立っていられなくなる頃
やっと
要様が唇を解放して下さいました
二人の間には
銀色の糸が引き
月明かりによって
キラキラと
妖しく光っては途切れました