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美しい狼
第16章 さ迷う羊
「執事と召使いが
仕事ほっぽりだして外出とは
良い身分だな」
「要様、申し訳ございません
全て私の責任です
夏目さんのご様子が
いつもと違っておられたので
このままでは
業務に支障をきたすと思い
気分転換に外へ連れだしてしまいました」
「様子が違うだと?
お前はいつからそんなに
夏目と親しくなったんだ?
夏目は、俺専用の召使いだ
勝手な気など回すな
夏目来いッ」
光太郎さんの制止など聞かず
要様は
担ぎ上げると
自室へと向かわれました
「かか要様ッ…降ろして下さい!
自分で歩けますから!!」
バタバタ暴れてると
黙れ
と低い声で言われ
大人しくするしかありませんでした
部屋に着くなり
大きなベッドへと
投げ出されました
「キャッ!!」
恐ろしく綺麗な
要様のお顔が詰め寄ります
「ごめんなさい!!勝手に外出してしまって
もう二度とこんなこと
しませんから
許して下さい……」
要様は何も言わず
私の全身をじっと見ています
「こんな格好…スカートは短いし
胸もデカいのがバレバレな服装
化粧なんかして
お前……アイツのこと誘ってたのかよ」
「なっ!!そんな訳ありません!!」
「嘘つけよ
酒も飲んでるよな
もう、抱かれたのか
アイツは、うまかったか?
お前を気持ち良くさせてくれたのかよ?
アイツも良い男だからな
お前みたいな生娘は
ころっと騙されるわな
どんな風にヤったか
教えろよ!!」
「違う!!
そんなことしてない!
光太郎さんは、私を心配して
楽しませてくれただけです!
何も知らないくせに
悪く言わないで下さい!!」
「アイツを庇うんだ
そんなによかったのかよ!!」
要様は
私のブラウスをムリヤリに引っ張り
ボタンが弾け飛びました
「イヤぁあ」
乱暴な手つきで
私の体をまさぐり
スカートの中に
侵入してきた指には
痛みさえ覚えます
はだけた胸には
要様の
歯形が残るほど
噛みつかれ
少し血が滲んでいます
必死で抵抗して
泣き叫んでも
要様は
止めてくれません
こんなの嫌だ
嫌だ
怖い
怖い
誰か
助けて
誰か
このままなんて
嫌だ
止めて
誰か助けて!!
仕事ほっぽりだして外出とは
良い身分だな」
「要様、申し訳ございません
全て私の責任です
夏目さんのご様子が
いつもと違っておられたので
このままでは
業務に支障をきたすと思い
気分転換に外へ連れだしてしまいました」
「様子が違うだと?
お前はいつからそんなに
夏目と親しくなったんだ?
夏目は、俺専用の召使いだ
勝手な気など回すな
夏目来いッ」
光太郎さんの制止など聞かず
要様は
担ぎ上げると
自室へと向かわれました
「かか要様ッ…降ろして下さい!
自分で歩けますから!!」
バタバタ暴れてると
黙れ
と低い声で言われ
大人しくするしかありませんでした
部屋に着くなり
大きなベッドへと
投げ出されました
「キャッ!!」
恐ろしく綺麗な
要様のお顔が詰め寄ります
「ごめんなさい!!勝手に外出してしまって
もう二度とこんなこと
しませんから
許して下さい……」
要様は何も言わず
私の全身をじっと見ています
「こんな格好…スカートは短いし
胸もデカいのがバレバレな服装
化粧なんかして
お前……アイツのこと誘ってたのかよ」
「なっ!!そんな訳ありません!!」
「嘘つけよ
酒も飲んでるよな
もう、抱かれたのか
アイツは、うまかったか?
お前を気持ち良くさせてくれたのかよ?
アイツも良い男だからな
お前みたいな生娘は
ころっと騙されるわな
どんな風にヤったか
教えろよ!!」
「違う!!
そんなことしてない!
光太郎さんは、私を心配して
楽しませてくれただけです!
何も知らないくせに
悪く言わないで下さい!!」
「アイツを庇うんだ
そんなによかったのかよ!!」
要様は
私のブラウスをムリヤリに引っ張り
ボタンが弾け飛びました
「イヤぁあ」
乱暴な手つきで
私の体をまさぐり
スカートの中に
侵入してきた指には
痛みさえ覚えます
はだけた胸には
要様の
歯形が残るほど
噛みつかれ
少し血が滲んでいます
必死で抵抗して
泣き叫んでも
要様は
止めてくれません
こんなの嫌だ
嫌だ
怖い
怖い
誰か
助けて
誰か
このままなんて
嫌だ
止めて
誰か助けて!!