パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第18章 覚悟

「へぇ、お揃いのブレスレットね…」

「ｯ!!…要様……
　いつからそこに？
　盗み聞きなんて、趣味が悪すぎます!!」

「ほぉ
　俺の女全部切らしといて
　自分は、他の男とお揃いの
　ブレスレットとはね
　大した女だな…」

「もぅ、返しました。
　私が貰うべきものでは
　ありませんでしたから…」

強い力で
私は
要様の腕の中へと
抱き寄せられました。

「頭に来るんだよ!!
　すぐに他の男の前で
　スキを見せやがって
　お前が見ていいのも
　触れていいのも
　身につけてイイのも
　全部
　俺だけだ
　お前は、俺専用なんだよ」

そう言って
私の腕を掴み
要様の唇に引き寄せました

熱い吐息と
柔らかい唇に触れた肌は
チクッとした
痛みと共に
赤い花びらのブレスレットが
咲いていきます

「ﾝﾝｯ///……ｯｧ///」

吸い付くたびに
リップ音が零れ
私は
全身が熱く火照っていくのを感じました


「お揃いにしろ……」

要様は
自分の腕を私に
差し出しました

陶器のように白い肌に
想像もつかないような
力強さ
私は

この腕に
いつも翻弄されてばかり

この腕に
私と同じお揃いのものが
出来るなら……

私は
ゆっくりと唇を
近づけました

そして
要様が
してくれたように
滑らかな肌に吸い付きます

チュッﾁｭｩｯ
チュパｯ

甘くてとても甘美な味がします

気付いたら
夢中で
要様の腕を舐め
吸い付いていました

ちゅぅうう
レロレロ
ペロッ
チュパチュパ
チュッﾁｭｩｯ

「夏目ｯ………俺の目を見ながら
　舐めろよ？」

私は、
はしたない顔で
必死になりながら
要様を見つめて
舐め続けました

腕だけじゃ
足りなくて
手の甲も
掌も
指の一本一本も全て……

ﾁｭｩｯチュパチュパ
ちゅりゅレロレロ
ちゅぅうう
チュッﾁｭｩｯ……///

「ヤラシイ顔……
　そんなに美味しいのか
　俺の手は
　涎垂らして
　しゃぶりついて
　夏目は本当に
　イヤラシくて可愛いな
　そんな顔して舐められたら……
　俺
　お前のこと食っちまう」

顎を伝って
流れていた
涎を啜られて
噛みつくような
深いキスをされました

息も出来ない程の苦しさなのに
幸福に包まれてしまう

要様…
あなたが
好き
大好き…///