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危険な相部屋
第16章 好き気持ち
一度部屋に戻って支度を済ませて急いで龍牙の部屋に向かった。
すると、龍牙が部屋の前で待っててくれて嬉しくなる。
「龍牙、お待たせ」
「おう…」
久しぶりの二人の時間で何だか緊張する…。
学校に着いて教室に向かおうとすると、龍牙が私の手を引っ張った。
「教室行く前にちょっと来いよ」
「うん?何処行くの?」
龍牙に連れられた先は前に龍牙が寝ていた屋上に続く階段の踊り場。
ここはほとんど物置きになっていて、人もほとんど来ない。
龍牙は階段に座って足の間を指した。
「ここ座れよ」
「わ…うん///」
思ってたよりも早く龍牙とラブラブ出来る…。
私はすぐに龍牙の足の間に座った。すると、龍牙は私を後ろから抱き締めた。