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危険な相部屋
第16章 好き気持ち




えっちが終わって、龍牙と一緒にシャワーを浴びて着替える。


シャワールームを出ると、龍牙は私を抱き上げて私のベッドに下ろしてそこでもキスをした。


唇が離れると、龍牙と目が合った。


「…龍牙ぁ///大好き…」

「…知ってる」

「あ!わかってくれた?」

「まぁ、わかってたけどな」

「え!?わかってて意地悪したの?」

「俺に何の相談もせずに拓海と相部屋になったお仕置きってところだな」

「あぅ…それはごめんなさい……そういえば、拓海君戻って来ないね」


龍牙は時計を見た。


「そろそろ就寝時間か。拓海なら、俺が戻るまで俺の部屋にいさせてるから戻って来ないよ」

「へ…拓海君戻って来ないの知ってて…急かしたり、意地悪な事したりしてたの?」

「当たり前じゃん、拓海に奈緒のエロいところなんか見せるわけねぇし」

「馬鹿ぁ!龍牙嫌いっ!」

「は!?さっきまで好き好き言ってただろ!?」


嫌いと言うと、龍牙は本当に焦った顔をした。


ちょっと面白いかも…


「そんな意地悪する龍牙なんて嫌いだもん」

「それは悪かった!なぁ…奈緒」


龍牙は子犬が反省してるみたいな顔をして私の手を握って、顔を覗き込む。


「……ふふっ…嘘だよー、焦ってる龍牙可愛い」

「んな!可愛いとか嬉しくねぇよ!///」


私達はやっと元通りになって、半月後龍牙との相部屋に戻った。

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