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危険な相部屋
第21章 お風呂
「わぁ!可愛い!着けてみよぉ…」
「貸して。着けてやるよ」
龍牙が着けてくれて、私は手鏡でネックレスを確認した。
「龍牙、本当にありがとう!これ大事にするねっ」
「…ケーキは明日な?ケーキはおっさんが用意するって言ってたから俺からじゃないけど」
「え!そうなんだぁ、嬉しい…あ!あの///一つワガママ言っても良いですか?」
「一つじゃなくていいよ、何?」
「えっとね///1分…ううん…30秒でいいので、龍牙に腕枕してもらいたいなぁ///」
「そんな事でいいのか?来いよ」
龍牙に引っ張られて、私は龍牙に腕枕をしてもらった。
自分でお願いしておいて、頭が重いとか思われたらと思ってちょっと頭を浮かせる。
「…奈緒、頭浮かせてんだろ?」
「ふあっ///違っ」
「何気にしてんのか知らねぇけど、いいから俺に預けろよ」
龍牙はそう言って私の頭を腕で抱えるようにした。
腕枕は思ったよりも、近くて…龍牙の匂いに包まれてすごく心地よかった。
ついウトウトしてきてしまう…
すると、龍牙はおでこにチュッとキスをしてくれた。
「おやすみ」
「…あ…待って…龍牙腕疲れちゃうから…」
「意外と今の奈緒のポジション腕に負担ねぇよ?ほら、いいから寝ろよ」
まだ誕生日始まったばかりなのに、最高の忘れられない誕生日してもらいました。