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危険な相部屋
第21章 お風呂





「龍牙?どうしたの?寝るの?」

「違う…いや…なんか……そうだよなぁ…」

「へ?」


龍牙は顔を上げて、鞄から何か箱を取り出して私に差し出した。


「?」

「…誕生日おめでとう」

「………私の誕生日覚えててくれたの!?」


私自身忘れてたのに、龍牙が覚えてくれていた事に嬉しくて龍牙がくれたプレゼントをもらうのに手が震えてしまった。


「自分の誕生日忘れてそうだったから、日付け変わった時にサプライズに出来ると思ったけど…少し失敗した…」

「そんな事ないよっ…すごく嬉しい!それじゃあ、今回の旅行って…」

「…まぁ、プレゼントのうちです///」


龍牙は俯きながら頭を掻いた。

そんな龍牙が愛しくて私は龍牙にギュッと抱きついた。


「龍牙ぁ…ありがとぉー!大好き…///」


すると、龍牙はポンポンと頭を撫でてくれる。


誕生日幸せ過ぎるよぉ…


「あ、そうだ…プレゼント開けても良い?」

「あぁ…大したもんじゃねぇけど…」


プレゼントを開けると、女の子に人気のアクセサリーブランドのハートがモチーフのピンクのラインストーンの入ったネックレスだった。


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