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危険な相部屋
第22章 プレイボーイ
午後は奈緒達と4人でダブルデートで高校最後の文化祭はいつもと違う文化祭になった。
みんなが帰る時に校門まで見送りに行く。
「はぁ〜今日は楽しかったぁ」
「友美ちゃん、一日中案内してくれてありがとな」
「ううん!今日は奈緒か来る日だったから1日空けてたから!」
「久しぶりに友美と過ごせて良かったぁ、今度何処か行こうね」
「うんっ」
奈緒と話が終わると、黙っていた拓海君が口を開いた。
「あー…えーっと…また連絡する…」
「うん…私も連絡するね」
拓海君とはそれしか話さずに、分かれてしまった。
教室に戻ってから次の約束とかちゃんとすれば良かったと後悔した。
連絡するって…こんなすぐしたらウザいよね?
やっぱり夜になってからかな?
「友美ー?奈緒帰ったの?」
「うん、さっき帰ったところ」
「共学に転校なんてどうなるか心配だったけど、イケメンの彼氏も出来て幸せそうで良かったね」
「本当良かった!しかもね、奈緒の彼氏性格もめっちゃいいんだよ!」
「えぇ!いいなぁ!っていうか、友美だってチャッカリ友達紹介してもらってたじゃん!話聞かせてよ〜」
「今からみんなで駅前のアイス屋さん行こうって話してたところだから友美は強制連行だからね!」
みんなでいれば拓海君との連絡の事でモヤモヤするの忘れられるからちょうど良かった。
これで今夜ゆっくり連絡しよう。