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危険な相部屋
第7章 危険な相部屋
っつーか…今後奈緒にどう接すればいいんだ!
ノリとか、ちょっとやり過ぎちゃいました☆では済まないレベルまで手を出してしまった。
あのままトイレで抜けば良かった…奈緒が出て行ったと思って油断した。Tシャツの上に浮いた乳首程度で俺は朝からどんだけ欲求不満なんだよ!
「そろそろ認めろよ、本当は奈緒と出来てるんだろ?」
「出来てねぇよ…」
「…なら、俺が狙おうかな」
「は?何言ってんだよ…奈緒は男だぞ」
「最近奈緒見てるとさぁ…あんだけ可愛いけりゃ女だと思って付き合えば良くね?って思って来たんだよな」
「…お前が良くても奈緒が受け付けねぇよ」
「そうだよな〜…あー…彼女欲しい」
適当な事を言ってなんとか乗り切れた。
勝手に拓海の事を奈緒が受け付けないとは言ったものの…奈緒はどうだろう…拓海は女と関わらないからわかりにくいけど、顔も頭もノリも良い方だ。
女からしたらだいぶ…
チラッと奈緒の方を見ると、奈緒もちょうどこっちを見て目が合ってしまってお互いに急いで目を反らせた。
クソ…やっぱり気まずい。
ネクタイしてやれなかったし…