この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
危険な相部屋
第2章 男子寮

寮に到着すると、当たり前だけど周りは男子ばかりだった。

「そこが食堂で、その奥が大浴場な」

「大浴場!?お風呂共同なんだっけ?」

「あ?一応部屋にシャワーあるけど、大浴場は温泉出るし、サウナとか付いてるから風呂は大浴場行った方が良いんじゃね?」

「そうか…」


うぅ…設備最高に整いまくってる…男子校じゃなかったら絶対に大浴場行ってたぁ…毎日温泉入れるなんて羨ましい…。


「よー!龍牙!もしかして、その小さいの転校生!?」


男子がわらわらと集まってきた。


「オイ!“小さい”は禁句だ!こいつだって気にしてんだから言うなよ!」


龍牙はさっき自分で言ったくせに他の人に突然そう注意し始めた。


「なんだよ?っつーかそういう事龍牙が一番言いそうじゃね!?」

「うるせ!言ったから…なんか…すげぇ気にしてるっぽいし」

「え?そんなに気にしてないよ?」

「は?だってずっと俯いてんじゃねぇかよ!」


俯いてたのはバレないか心配だったからだったんだけど…気にしてると思ってたんだ。


「あー…寮とか初めてだから緊張しちゃって…」

「そうなのか?なんだ…あー!よかった!絶対初対面で嫌われたかと思った!」

「そういうんじゃないよ…///」


むしろ…すごく好みでずっとドキドキしてるんですけど…って、この状況で恋なんて絶対無理だけど。


「お二人さーん?いちゃいちゃするのは部屋でやってもらって良いですか?」

「いくら転校生が可愛い系男子って言っても手ぇ出すなよー?」

「バッ!?何言ってんだよ!俺は男に興味ないからな!奈緒!行くぞ!」

「う、うん…」


理事長先生の言う通り、誰も女の子だとは思ってないみたいだ。
/200ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ