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危険な相部屋
第11章 デート①
それから、パーク自体は混んでいたけど、中の事は奈緒が詳しくてなかなか楽しむ事が出来た。
夜になると、ライトアップが所々にされていてカップルには打ってつけの雰囲気になっていた。
「龍牙ぁ、見てー!このライトアップ今だけ限定なんだって」
「そうなんだ…綺麗だな」
すると、奈緒は俺の服をキュッと掴んだ。
「へへ///…実は、いつもお友達と来る時にカップル見ててね、こうやって男の子と二人で来るの憧れてたんだぁ…」
「……じゃあカップルっぽく手でも繋いでおくか?」
「…ん///」
良いのかよ…遠慮しないけどな。
俺は奈緒の手を一度握って、所謂カップル繋ぎに繋ぎ直した。