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危険な相部屋
第12章 デート②
すごく良い雰囲気…。
私達は手を握ったまま目が合うと、引き寄せられる様にキスをしていた。
唇が離れてしばらく沈黙が流れた。
そして、先に龍牙が口を開いた。
「……そろそろホテル、行くか」
「うん…///」
私達は手を繋いだまま、テーマパークを出てホテルへと向かった。
ホテルは、龍牙が予約をしていてくれていたオフィシャルホテルだった。
こんなに良くしてもらっていいのかな?
お部屋に着くと、部屋がすごく豪華でしかもすごく可愛かった。
「わぁ!龍牙、こんな良い所予約してくれてありがとね!」
「いや、まさかこんな部屋だったとは思わなかったけど…マズイな」
「え?」
「今回奈緒の事女として連れ出すの一回目なのに次のハードル上げちまった」
「ふふっ…今回豪華で嬉しいけど、龍牙となら何処でも嬉しいよ?」
そう言うと、龍牙は私が座っていたソファの隣りに座って私の手の上に手を重ねた。