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お前は俺のxxx
第11章 傷つけられて。
乱暴なキスで何度も唇を塞がれる。
(嫌だ…こんなの。 どうして…。)
私の瞳には涙が滲み視界がぼやけた。
抵抗したくても、出来ない…。
抵抗すればきっと、さっきみたいに叩かれる…。
私は、我慢して耐えることしか出来なかった。
いつも笑顔の優しかった彼…
私を守ると言ってくれた彼…
今、目の前にいる彼は誰…?
『結愛。抱かせてよ。』
「龍…牙…? 何言ってるの…?」
龍牙の、私を見る冷たい目は本気だった。
冷ややかな笑みを浮かべ、口端を吊り上げて私を見下ろしていた。