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お前は俺のxxx
第12章 守るための拳。
香奈ちゃんを送り届けると
そのまま病院へ向かった。
親父の知り合いの救急病院。
結愛を抱き受付を済ませ待合所にいると、男の人が声をかけてきた。
『颯太くんか?』
『あ。ご無沙汰してます。』
親父の知り合いの院長だった。
『久しぶりだね。
たまには実家に帰っているのかい?』
『いえ。最近は全然です。』
『そうか。それより…
彼女は大丈夫かい?僕が診よう。』
『すみません。助かります。
おい。結愛?起きろ。』
結愛は静かに目を開けたが
まだ頭が回っていないようだ。
「あ…れ?ここは…?」
『病院。検査してもらうぞ。』
院長は診察室に通してくれる。
深く事情は聞いてこなかった。