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お前は俺のxxx
第23章 波乱の前兆⁉︎
お昼休憩になり、香奈が飛び込んで来た。
『結愛〜☆ランチ♪』
「うん。行こうか♪」
私と香奈が教室から出ようとすると、後ろから樹くんに声をかけられた。
『結愛ちゃん!お昼どこで食べるの?』
「ん?カフェだよー。」
『俺も一緒にいいかな?』
「あ..ごめん。誘ってくれたのに申し訳無いんだけど、私、香奈と食べるから..。」
『香奈ちゃんていうんだ?
俺、朝倉 樹。よろしくね!
一緒にダメかな?』
樹くんは、香奈に挨拶すると、またご飯に誘ってくる。
樹くんの周りには、デコ科の女の子たちも一緒にいるのに、何で私たちを誘うんだろう?
『それは無理かな。私たち、彼氏と一緒だから。』
香奈は、はっきりと断る。
『そうなんだ。なんかゴメンね?』
樹くんは笑顔を見せると、女の子たちと一緒に歩いて行った。
『ねぇ、結愛。あの人、確かにイケメンだけど…なんか私は苦手かも。』
香奈は滅多にこういうことは言わない。
まぁどうでもいいし!と言うと
カフェへ向かって歩きだした。
今日、初めて会ったばかりで
まだよく知らないけど…
別に普通なんじゃないかな?
気さくな感じだし、私は悪い人では無いと思った。