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お前は俺のxxx
第4章 俺のもの。
【 香奈 】ーSideー
テラスで結愛とランチをしていた時…
目の前で起こった突然の出来事に、私は言葉を失ってしまった。
残された私と2人の男。
フリーズする私の目の前でヒラヒラと手を振り、意識を引き戻される。
(………あ。)
『お〜い? 大丈夫?』
声をかけながら、向かいのチェアに座ったのは、クリっとした瞳の小柄な男の人。
ニコっと笑いかける彼を見て、思わず鼓動が跳ねた。
『デコ科の1年の子だよね?名前は?』
『あ..。 佐伯 香奈です..。』
彼の視線に耐えられず、俯いてしまう。