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お前は俺のxxx
第33章 先輩の優しさ。
自分の都合しか考えずに、
みんなを突き放してしまったのに..
そんな私を、みんなは守ってくれた。
香奈に連れられ、近くのファストフードへ入ると、私の手をずっと握ってくれていた。
香奈は何度も『もう大丈夫だよ。』
と声をかけてくれる。
私は樹と何があったのか、何をされたのかを香奈にゆっくり話した。
静かに話を聞いてくれていた香奈だけど、ギュッと私の手を握り歯を食いしばっている。
全て話し終えると、香奈の瞳から一筋の涙が零れ落ちた。