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お前は俺のxxx
第33章 先輩の優しさ。
颯太を立ててくれていることは、私にも分かった。
颯太がまこっさんを尊敬しているのも、そういうまこっさんの人柄なのだと思った。
『まこっさん。
本当にありがとうございました。』
「おいおい。颯太に改まってそんなこと言われんのはキモチ悪ィよ。」
まこっさんは颯太の肩をポンポンと叩きながら笑っていた。
『結愛ちゃん。颯太はね、俺にとって可愛い弟みたいな奴なんだよ。
コイツに何かあったら
全力で守ってやりたいのよ。
結愛ちゃんは俺の可愛い妹だよ。
いつでも兄ちゃんを頼ってきなさい。』
私はその言葉がすごく嬉しかった。
まこっさんは何度も頭を撫でてくれた。
そして、颯太と私はまこっさんのお店を後にした。