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お前は俺のxxx
第46章 花火デートは…
『お兄ちゃん肩車してくれてありがとう♪お姉ちゃん!大好き♪』
と颯太に抱きついた後、私の頬っぺたにチュっとしてきた。
それを見た颯太が『あ‼︎コラ‼︎お前..』と言うと、ゆうまくんはペロっと舌を出してお母さんの腕に掴まり、手を振っていた。
お母さんも、もう一度頭を下げるとしっかりと手を繋いで歩いて行った。
『あのガキ..結愛にキスしやがって。』
颯太は小さい子にまで
ヤキモチ焼くんだな…
可愛い〜♪
「颯太♪ どこかに座ってお好み焼き食べよー♪」
私は颯太の腕に手を回すと、颯太は『疲れた..』と座れる場所を探して歩いた。
座れそうな場所を見つけたので、私はカゴバッグの中から小さめのレジャーシートを出し、芝生の上に敷くと腰を下ろした。
『お前って色々と面倒見がいいな..』
「え?何?」
『何か家庭的..みたいな。』
ん?っと私が首を傾げて颯太を見ると、颯太はそのまま唇を重ねてきた。
『お前のそういうとこスゲぇ好き。』
唇を離して囁いた颯太は優しい笑みを浮かべて、私を見つめていた。