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お前は俺のxxx
第48章 言葉の意味…
マツさんに言われた通り、通りを走っていると地元の人間から度々声をかけられ、その都度まこっさんの行方を聞いて回った。
『さっき向こうで見かけた。』
みんな声を揃えるように同じコトを言う。
言われた方へ進むにつれて、人混みの流れも同じ方へと変わって行き、場内には花火が終わった事を伝えるアナウンスが流れた。
クソ‼︎何やってんだよ俺は‼︎
携帯で時計を見ると21時。
圏外だったアンテナが僅かに戻っていた。
俺は直ぐに結愛に電話をかけると
呼び出し音が鳴った。
(繋がった!)
『結愛‼︎今どこだ⁉︎』
電話の向こうから聞こえたのは、低い男の声。
単調なセリフ。
『今すぐ公園に来い。』
そして直ぐに電話は切られた。
今の声って…
もしかしてまこっさん…?
俺は急いで公園へ向かった。