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お前は俺のxxx
第48章 言葉の意味…


ずっと走り回っていたため、息も途切れ途切れのまま公園の中へ入ると、結愛の姿とやはりまこっさんの姿があった。


俺に気づいたまこっさんはゆっくりと、歩み寄ってくる。


『結愛‼︎ まこっさ..』


左頬に重い衝撃が走った。


吹っ飛びそうになった体をグっと足で堪えると、目の前には拳を握ったまこっさんが俺を睨みつけていた。


悲鳴を上げた結愛がこちらへ走り寄ってくる。


何がなんだか分からねぇ。


でも、目の前には俺に敵意を見せるまこっさんの姿。


それは初めて俺に向けられた怒りの表情だった。


まこっさんから浴びせられる言葉に、俺は怒り狂った。


(っざけんじゃねぇ‼︎
俺の結愛への想いがあんたに分かるわけねぇだろ‼︎

勝手な事ばっか言うんじゃねぇよ‼︎)


俺は怒りに任せて、まこっさんの脇腹を思い切り蹴り飛ばした。


後ろに倒れたまこっさんの表情は、さっきと変わらず真っ直ぐ俺を睨みつけたままだ。


結愛は俺とまこっさんの間に入り、必死に止めよう俺に抱きついてくる。


そして結愛の口からはとんでもない言葉がこぼれた。




〝私…声をかけて来た男の人に
ついて行こうとした…〟




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