この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お前は俺のxxx
第49章 離れていく心…



まこっさんがマンションまで送ってくれて、私は部屋に入るとソファに腰を降ろした。


鏡に映る自分の姿…
颯太に見せたくて、喜んで欲しくて…

綺麗に着飾った私の姿はボロボロに見えた。


あの時、颯太と離れなければ…
あそこで待っていれば…


颯太のあんな姿を
見ずに済んだのかもしれない。


頭の中は色んな後悔でいっぱいだった。

携帯を見ても、颯太からの連絡は無い。


きっと…
私の軽はずみな行動に幻滅したのかな…

嫌われちゃったのかな…


まこっさんが止めてくれなかったら…
今頃私は後悔していただろう。

私は見ず知らずの男たちに…
抱かれていたかもしれない。

ナンパの先には下心だってある。

それなら…颯太も同じだったの?


バッグの中から荷物を取り出すと、昼間2人で撮ったプリクラが出てきた。


颯太の隣で幸せそうに笑う私。

2人笑い合っているお気に入りの1枚。


私は颯太の前でこんな風に笑えるかな?
今の私にはきっと無理…


いつも仏頂面をしてるけど、
私に向けてくれた笑顔。


初めて見たよ…
他の女の子に笑いかけてる颯太の顔。


ポロポロと溢れてくる涙を拭いながら、
2人の想い出をデスクの奥へとしまった。



/610ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ