この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
お前は俺のxxx
第52章 好きな気持ちは…
碧に連れられてカフェに行くと、コーヒーとミルクティーを買ってきてくれて、向かいのソファに座った。
さっきまでの様子とは違い、いつもと変わらない碧に私は拍子抜けしてしまう。
「あの..碧?
さっきは何であんな言い方したの?」
『あの鈴木って人。
いくら校内でも有名だからって、色々知り過ぎ。颯太とのことも。まだ知ってる奴はほとんど居ないはずだよ?』
有名だからって言うのは確かに分かる。
でも言われてみると、颯太と別れたのは学校外でのことだし…。
私が嫌がらせされてる理由も
朝倉のウワサが原因なわけで…
何でだろう?
私は碧から言われたことを考えていた。
『結愛ちゃん?おーい。結愛ちゃん?
結愛さーん?聞いてる?』
「へ?」
『難しい顔して眉間にシワよってる。』
碧はクスっと笑いながら
私の頬を軽く摘んだ。