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お前は俺のxxx
第52章 好きな気持ちは…



『何も心配しなくていいよ。
嫌がらせは俺が止めるから。

結愛ちゃんはいつも通り普通にしてな?』



「でも..」


『守るって言ったでしょ?
結愛ちゃんは黙って俺に守られてなさい。』


碧は私の言葉を遮り微笑むと、優しく頭を撫でてくれた。



碧の優しさも…
守るという言葉も…


それは偽りでもなく、
口先だけの言葉でもない。


実際に、碧は今まで何度も助けてくれた。


私を大切に想ってくれている碧の気持ちは、充分なほど伝わっている。


私は碧を見てニコっと笑うと


「じゃあ私は碧を守るね!」


そんな私の言葉を聞いて、碧は手の甲を口元に当てながらクスクスと笑っている。



「何で笑うの⁉︎」



『んー?可愛いなーと思って。』



碧のストレートな言葉につい顔が赤くなってしまう。



「か.か.からかわないでよ‼︎意地悪‼︎」



私がテーブルに顔を突っ伏すと碧は私の頭をふわっと撫でた。



そしてーー



『好きだよ。』



と言葉を紡いだ。



ズルい…
ストレートに言うんだもん…


そうやって言われると嬉しいし、
鼓動だってトクトク音を立てる。



「………………
…………………
…………………
…………………私も。」




『クス。私も...何?』



「...碧のバカ...。」



余計に顔が上げられなくなってしまった。


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