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お前は俺のxxx
第52章 好きな気持ちは…
『チビ太のとこ行こうか?母さん。部屋にいるから何かあったら声かけて?』
碧が私の手を引いてソファを立ち上がると、私は『紅茶ご馳走様でした。美味しかったです。』と頭を下げた。
お母さんはニコっと笑って
『ゆっくりしていってね♪』
と優しく応えてくれた。
碧は私を連れてリビングから出ると、
チビ太のいる部屋へ案内してくれた。
部屋の中は床一面にコルクが敷いてあり、部屋の端にはケージが置いてあった。
その上にはブランケットがかけてある。
碧は私をケージの方へ連れて行きブランケットをそっと上げた。
『チビ太?』
碧が名前を呼ぶと、ワラでできたかまくらの中からぴょこっと顔を出した。
「か.か.かわいいー♡」
私はチビ太を見てケージの前に座ると、
隣に座った碧がケージのドアを開けた。
チビ太はかまくらの中から出てきて、そのままケージを出て碧のひざの上に座った。
「かわいい〜♡」
私はチビ太を見てずっと同じ言葉を繰り返していた。