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お前は俺のxxx
第8章 信じたい…
『結愛。』
後ろから声をかけられ、振り返ると
颯太が壁に背を預けて立っていた。
「ど.ど.どうしたの⁉︎」
『送ってく。』
そう言って、スタスタと歩き出した。
(え⁉︎ え⁉︎ 何で⁉︎)
私は後ろからついて歩く。
颯太は一度足を止め、私を待ち
そして、同じ歩調で歩いてくれた。
『お前、この手どうした?』
「あ。模型作ってて…。
切っちゃった。あははっ。」
『気をつけろよ。』
颯太がかける言葉はいつも短い。
でも、なんでだろう…
その声のトーンは優しくて、それだけでも、心配してくれていることが分かるんだ。